JR山城青谷駅は駅舎の真ん前にスーパーがある。「スーパー山田屋青谷店」、なかなかの外観だ。私はローカルスーパーにも目がない。電車の時刻までまだ間があったので、自身の積載容量は既にぎりぎりだったがとりあえず入って売り場を一周してみる。午前中からそれなりの賑わいだ。自転車で来ている客が目立つ。この辺りで重宝されている店なのだろう。
するとあった!ありましたよ青谷の梅干し。しかもスーパー価格、超お手頃である。
この価格なので「調味梅干し」ではあるがこの際気にしない。何より甘味材料が入っていないのが良い。もちろん購入。こういう出会いがあるからローカルスーパー巡りはやめられない。最高!
昼食時にさっそく食べてみた。きっちり酸っぱくてしょっぱい。が、食べやすい。朝から歩き回って汗もかいたので、塩分補給も兼ね立て続けに2粒食べた。夜にも1粒。気兼ねなくパクパク食べられる梅干しが活動量の増える旅先の身体に効く。皮が比較的しっかりしているのでこれも城州白以外の品種だろう。日常的なちょうど良い美味しさだ。
この後電車を乗り継ぎ、大阪市内のホテルにチェックインする予定なので室内で食べられる昼食も探した。するとお弁当・総菜売り場に「シノブフーズ セール!」とポップ。覚えのないメーカーだが、関西では有名なのかなと思い買ってみる。調べると関西地盤の会社でファミマやイオン、イズミヤ等のチェーン系スーパーに卸しているようだ。これまでにも意識せず度々口にしたことがあったかも知れない。やはりCMはほぼ関西向け。関東では1980年代に千葉テレビで放送されただけらしい。ローカル色強めなのかな、見たかったな。
持ち運びやすく、食べやすいサイズのだし巻きも発見。関西に来ると玉子焼きが食べたくなる。いつもは宝塚阪急の「双樹」で紅生姜とねぎ入りの玉子焼きを買うことが多いのだが、今回はこちら。だしの風味はもうちょっとあっても、という感じだが、薄味でしっとりして予想よりずっと美味しかった。
ホクホクで買い物を済ませ駅へ向かう。ローカルスーパーは、なんとなく街の雰囲気が感じ取れるのも好きな理由のひとつだ。生活時間の中に少しだけ入り込んだ感じがする。
梅林を中心に小ぢんまりとまとまった青谷、良い感じの街だった。是非また来よう。
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